2022年4月30日土曜日

サンディマジック 近況報告@ 大作ステーブル2022.4.30

◆大作ステーブルコメント

サンディマジックは、順調に調教は進められています。
調教メニューは、前回報告時と変わりないのですが走りはより確りしてきました。

暖かくなってきて、一段と中身が入り体重も増え4/27時の体重は488㎏でした。
全体的に大きくなってきた感じです。
これからの成長も楽しみです。
よろしくお願いします。



2022年4月14日木曜日

サンディマジック 近況報告@ 大作ステーブル2022.4.14 vol.02

◆事務局から

12日にサンディマジックを見学してきました。

調教メニューは、3頭でWMから屋外馬場でキャンターを4周、次に坂路で2本攻め馬を行いました。
坂路の2本目は、15-16で上がってきましたが、楽走のまま余裕残しでした。
当初想定していた成長曲線より、だいぶ早くに調教を進められています。
ただし、安心はできませんので、5月中旬に化骨検査を行って、骨の成長確認をすることとしてます。
その結果次第から入厩などに関して決断したいと考えております。
先ずは、このまま順調に進んでくれることを期待したいと考えております。
よろしくお願いします。





































◆屋外馬場:手前の馬




◆坂路1本目:先頭の馬



◆坂路2本目:右側の馬


◆クールダウン




サンディマジック 近況報告@ 大作ステーブル2022.4.14 vol.01

◆田邊調教師コメント

サンディマジックは、暖かくなってきて一段と良くなっていました。
調教も強化してきているが、問題なく消化していますし毛艶もきれいになって来ています。
期待通りの成長を見せてくれていて楽しみです。
以前、化ける馬は、こんな馬だと話したことがありましたが、確度は上がってきたと思います。

次回の訪問はトレーニングセール後を予定していますが、その時点の状態によっては、直接入厩させるか、関東近郊の育成牧場に移動させて、最終仕上げを行うかを考えます。
よろしくお願いします。

















2022年4月8日金曜日

サンディマジック 近況報告@ 大作ステーブル2022.4.8

◆調教報告書_2022.4.8 
 ※大作ステーブル代表から届けられた調教報告をお伝えいたします。

測尺
2/26 体重:462㎏ 体高:163cm 胸囲:180cm 管囲:20.0cm
3/26 体重:470㎏ 体高:164cm 胸囲:179cm 管囲:20.5cm

◆大作ステーブルコメント

順調に調教を進めることが出来ております。
例年よりも今年は雪が多くて遅れましたが、屋外馬場や坂路を中旬ごろから使用できるようになり、鍛錬に励んでおります。

春を迎え暖かくなってきたことで新陳代謝が良くなってきました。また広い馬場での強めの調教を消化するようになり、筋肉が引き締まってパンプアップされて盛り上がってきたことで、冬毛が抜けてきて毛艶がピカピカとなり、見た目も一段と格好良くなってきました。

運動量としては、マンネリ化させないためにメリハリをつけてますが、強い調教を行った時は、外馬場でダグ1000m、キャンター3000m運動を行ってから、坂路700mを2本上がり、
2本目では15-15以上のギャロップを行ってます。
これからも競馬場に移動した後のハード調教にも耐えられる体力作りをしっかりと進めて行きます。

しかし、疲労などの蓄積や成長を阻害させないよう、馬達の日々の変化やサインを見逃さないように注意深く観察しながら、調教後のケアなど行っていきます。

来月からは、もっと定期的に速い時計での調教を織り交ぜて、精神的にも走りたい気持ちを向上させながら、体幹や骨を支える筋肉と骨そのものの強化を図っていきます。
よろしくお願いします。







2022年3月25日金曜日

セリーナトロフィー20近況報告@ 大作ステーブル2022.3.25

◆大作ステーブルコメント

セリーナトロフィー20は、坂路を使ったトレーニングを雪解けで下が悪くないときには行っています。
当然、屋内馬場は使用しています。

他馬と一緒に同様のトレーニングを続けていますが、疲れや痛がるような素振りは見せずに進められています。動きも良いです。
そのため、馬体もふっくらと肉付きが良くなってきていますが、欲を言えばお尻の肉がもっとついてくれるとよりベターだと思います。

これから徐々に暖かくなるにつれ、馬体の成長が見込まれますので、今以上に状態アップが図れます。
よろしくお願いします。



2022年3月8日火曜日

セリーナトロフィー20近況報告@ 大作ステーブル2022.3.8 

◆田邊調教師コメント

セリーナトロフィー20の調教を見てきました。

セリーナトロフィー20のケイクンは完治していました。
また、骨端炎は痛がる素振りもなく、熱もなく随分良化していました。このまま順調に進められれば完治するでしょう。
その効果から左トモの繋ぎの部分もしっかりしてきて問題が解消してました。
しっかりと成長の跡が確認できて良かったです。

常歩をさせると両前肢が浮き膝のため、フラフラして見えますが、
これが浮き膝の特徴のため問題はないです。

また、調教では、前捌きが軽く動きが良かったです。
ただし、四肢はまだしっかりしたとは言えず、慌てずに成長を待った方が良いと思います。
成長の順番として、まず骨の成長が先にあって、次に来る筋肉や組織の成長を待ちたいところです。
また、速いところを乗り始める前に4月か5月頃に化骨検査を行ってもらう予定です。

この仔は、慌てずに成長を待ってイメージ通りに成長すれば、きっと走ってくると思いますので楽しみに待ちたいです。
















騎乗者は、青いジャケットを着ています






セリーナトロフィー20近況報告@ 大作ステーブル2022.3.8

◆調教報告書_2022.3.8 
 ※大作ステーブル代表から届けられた調教報告をお伝えいたします。

測尺
1/26 体重:460㎏ 体高:162cm 胸囲:179cm 管囲:20.5cm
2/26 体重:462㎏ 体高:163cm 胸囲:180cm 管囲:20.0cm

◆大作ステーブルコメント

今月も特筆するような問題は無く、元気一杯に調教を消化しつつも、しっかりと成長を見せてくれております。気持ちも入って来ており騎乗者にとっては、速度調節するために手綱を引いて抑えるのが大変な感じで、良い傾向が見られるようになってきています。

気温もだいぶ暖かくなってきて、日も長くなってきたことからも、調教負荷に耐性が付いて筋肉や骨格が出来始めて、代謝機能が良くなって毛艶もピカピカで元気一杯です。

3月後半には外の広い馬場が使用可能になりますので、グッと抑え込んでいたハミを解放して走らせることを織り交ぜながら、走る喜びを感じてもらう準備までは整ったと思います。
人間に操られながらも、自由に思いっきり自分の好きなように走る感覚を体験させつつ、その境地の中でも徐々にハミを掛けて繊細なコントロールを覚えてもらいます。結果アスリートとして更に上の階段へ進むための準備を始めて行きたいと考えております。

施設的な事情もありますが、まだまだ成長最中の時期に、速い時計での調教を課してしまうと、体力的にも骨の成長からも、故障や成長が阻害されてしまうことがあります。また精神的に嫌気を感じてしまう馬などが出てきてしまい、ふるいに掛けて強く耐えていける馬だけが残るような育成は本望とは考えておりません。
当場では、心身ともに準備が出来てからトレーニングの強化開始を心掛けております。
よろしくお願い申し上げます。