2022年1月15日土曜日

セリーナトロフィー20近況報告@ 大作ステーブル2022.1.15

◆調教報告書_2022.1.7 
 ※大作ステーブル代表から届けられた調教報告をお伝えいたします。

測尺
12/27 体重:458㎏ 体高:162cm 胸囲:178cm 管囲:20.0cm
11/26 体重:448㎏ 体高:162cm 胸囲:173cm 管囲:19.5cm


◆大作ステーブルコメント

年末は27日まで騎乗運動して28日から新年3日まで全休とさせて頂きました。
4日から騎乗しての鍛錬を再開しております。

1週間程度の休みでしたが、入厩から急に場所も変わり、毎日人間に触られて背中に乗られて自由を奪られるなどの馴致による精神的なストレスと肉体的疲労が蓄積してきて、贅肉が落ちて多少痩せて来たかなと感じていたところに1週間でも完全な休養が取れたことで、精神的にもリフレッシュして、使うべき筋肉の生育が進み、余裕のある体付きを見せてくれています。

まだまだ成長途上の時期ですので、オーバーワークによる成長の阻害をしないように、日々の馬の様子をしっかりと観察しながら、基礎的な反復運動による、骨を支えるインナーマッスルの鍛錬、適度な骨への刺激による化骨促進などを念頭に励んでおります。

毎日同じことを課していると人間でも同じですが、マンネリ化して馬も走ることへの嫌気が生じることがあるので、ある程度のメリハリをつけて、元気で力を余している時は強めに長い距離を調教したり、疲労感を感じたら極端にトロットだけの調教にしたりと、日々の馬からの声(変化)をしっかりと聴きながら、アスリートとしての本格的なトレーニングを開始していく段階へと準備を進めております。





2022年1月11日火曜日

セリーナトロフィー20近況報告@ 大作ステーブル2022.1.11

◆大作ステーブルコメント

正月明けのセリーナトロフィー20の様子をお伝えします。
ケイクンはほとんど完治しています。
また骨端炎も熱があるかな程度でほぼ完治しています。
この一週間で楽をさせた分、少しふっくらしてきたと思います。

乗り出しが遅いオータム組でしたので、年末年始に1週間程調教を控えた程度で、
僚馬とともに普段通りの乗り込みを続けています。
2月から3月の間に馬の状態を考慮しながら一息入れたいと考えております。

屋外馬場は、雪や寒さで状態が悪く使えないため、屋内馬場で乗り込んでいます。
毎週月曜日は休み明けのため、ダグまたはハッキング程度の緩い調教を行っていますが、
それ以外は屋内馬場でキャンターを4000mから5000mを乗り込んでいます。

馬はケイクン、骨端炎を気にすることはないので、気にせず進めてます。
馬体は細身に見えますが、ケイクン、骨端炎を考慮して飼い葉を押えていました。
治りましたら通常通りに与えるつもりです。
馬体重は480㎏くらいにはなると思います。

しかし、元々の馬体の特徴は、肢や胴が長く、細身の馬体ですのでコロっとしたタイプではないと思います。
よろしくお願いします。



2021年12月28日火曜日

セリーナトロフィー20近況報告@ 大作ステーブル2021.12.28

◆事務局から

セリーナトロフィー20の動画を掲載します。

〇常歩_2021.12.10



〇軽めキャンター_2021.12.11
※マルタンを使って調教



〇キャンター01_2021.12.11



〇キャンター02_2021.12.11



〇常歩_2021.12.21
田邊調教師が送ってくれました




セリーナトロフィー20は、まだまだこれから競走馬に向けて一歩一歩、調教を進めていくことになります。
馬体がしっかりしてくれば、骨格もしっかりしていて良い雰囲気があり、動くと思います。
よろしくお願いします。




「セリーナトロフィー20」の募集を開始いたします!③

 ◆調教後のセリーナトロフィー20









「セリーナトロフィー20」の募集を開始いたします!②

 

◆大作ステーブル代表コメント

現在は、5000mを乗り込み、トモに力をつけるためマルタンを使ってトレーニング中。

頭を上げさせず、トモを入れて前傾姿勢にさせている。

今は一番キツいと思うが、抗うこともなく素直で前向きに調教をこなしている。























「セリーナトロフィー20」の募集を開始いたします!①

今年度のビッグダディオーナーズクラブ、イチオシの募集馬は

マジェスティックウォリアー産駒の牡馬、セリーナトロフィー20です。

馬格がありながらも手先の軽さを持つ、将来性を感じる一頭です。


★募集要項

川崎競馬場 田邊厩舎入厩予定

募集価格:4,400,000円/1口 220,000円(消費税込み)

維持費負担開始日は、2022/01/01から発生します

育成牧場:大作ステーブル(預託料は1口/月1.2万円程度)

本馬は市場取引賞対象馬

募集期間:川崎競馬場入厩前まで(※募集予定数に達した場合は終了いたします)

本馬は、2歳の能力試験合格が条件ですが、川崎競馬場での能力試験合格後に100万円の助成金が受けられます。入厩後は神奈川県馬主会の各種見舞金が受けられます。

※能力試験合格までの期間、特約付きの競走馬保険にクラブ負担で加入済です。

  適用になった場合にはご購入代金を返金いたします。


◆田邊調教師コメント

馬格があり、骨格的にもこれから変わってくると思う。

また、遅生まれということもあり、本格的な成長時期はこれからでしょう。

化けるならこういう馬だろうと期待しております。

       

オータム時は、人間でいう成長痛である骨端炎にり患していて頼りない歩様を見せておりましたが、今は若干熱がある程度。まだ歩様にも見せておりますが、完治したらスムーズな歩様になると思う。

また右後肢にケイクンの症状が認められますが、現在は引き始めています。

月に一度の割合で調教を見に行きますが、順調に調教されております。

治るものですが、育成牧場と連携を取りながら進めて行きます。

    

◆大作ステーブルコメント

前進気勢のある仔。扱いやすいし、前向きな性格をしている。

馬体的には馬格があるし、トモ幅もある。

まだ腰が緩いので、強化するためにマルタンを使って矯正しているので

今が一番苦しいところですが、真面目に調教メニューをこなしているところは好感が持てる。

        

◆ビッグダディオーナーズクラブコメント

いい雰囲気のある馬です。

痩せていたため、尚更確認しやすいと思いますが、トモの面積は十分あります。

またバランスの良さを確認出来ました。


特に痛いところはないので、調教は他馬と同様に進めています。

現在5,000mを乗り込んでいて、順調です。

馬体重は450kgで馬格的には痩せていますが、良く食べる仔だそうです。

左前膝の骨端炎がまだ若干熱があるため太らせないようにしていて

炎症が落ち着いたら飼い葉を増やして馬格通りの体重に増やす予定だそうです。

将来的には480kg位でレースをするようになると思います。

神奈川県馬主会の助成金を受けたことと、オータムセールでは骨端炎をり患していた時期であったことで募集金額を抑えることが出来ました。

        

※骨端炎、ケイクンともに完治するものです。 

※オータムセールでは、公表事項としてゆう癖、サク癖があると記載されておりますが、生産者は「牧柵があれば柵で遊ぶ程度、ゆう癖はたまにやる程度。」育成牧場からも「預かったばかりの時にゆう癖がありましたが環境に慣れてきた頃からは気にならない程度ですし、サク癖は気にしなくていいです。」とのことでした。



















◆撮影は21/12/11